浜辺でのプロポーズ

先月終わり、約2年間お付き合いをしている彼からプロポーズされました。

結婚するなら彼しかいないと思っていた私でしたが、不意をつかれ、プロ―ポーズを受けた時は号泣してしまいました。

私が彼からプロポーズをされたのは、静岡県熱海市へ旅行に行った時でした。

一ヶ月以上前から、「この日は旅行に行こう!!有休をとっておいて」と言われ、普段なら二人で立てる旅行の計画も、この時は彼一人でやると張り切っていました。

旅行当日は箱根や熱海付近の観光地を巡り、15時過ぎに予約していたホテルに到着しました。

貸切露天風呂で熱海の温泉を堪能し、ビッフェ形式の夕食にも大満足でした。

旅行雑誌には、夜になると熱海の海岸がライトアップされると記載されていたので、夕食後私達は、食後の散歩として行ってみることにしました。

海岸へ行くと真っ暗で、その日はライトアップがされていないようでした。しかし波の音に癒され、辺りを散歩しました。

少し歩くと、「恋人の岬」と呼ばれる場所があり、そこで願い事をしたカップルは幸せになれるというジンクスがあるということで、二人で願い事をしました。

願い事が終わり、彼が私にどんな願い事をしたのかと聞いてくるので、恥ずかしかった私は、「可愛い子供が欲しいです」とちょっとふざけた返事をしました。

反対に私が質問すると、彼は真剣な顔で「結婚したい」と言い、そのままポケットから指輪を取り出すと、「結婚してください」とプロポーズしてくれました。

私はとてもビックリして、でも嬉しくて、泣きながら彼に抱きつきました。

私より4歳も年上で、まだ22歳の彼が、こんなに頑張ってくれたこと、私を選んでくれたことがとても嬉しかったです。

私が泣き止んだ後、彼から今までの計画の種明かしをされ、長い時間をかけて私を喜ばせようとしてくれていたことに、さらに感動しました。

今は会社の方々に報告し、近々お互いのご両親に挨拶に行く予定です。

まだまだ分からないことが多く大変な面もありますが、彼となら乗り越えて行けると思っています。